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土の消毒(焼き土)

古い土や病気にかかってしまった土を焼き土で消毒

一度使った土を病原菌を土壌消毒剤を使わずに行う昔から行われていて、
土の水分を蒸気にして消毒する方法です。
貴重な資料なので今まで培ってきたことを2011年9月現在で書き留めます。



前準備
・古い土
・薪・廃材
・ドラム缶
・スコップ
・一輪車かリヤカーなど運搬具
・フタ



フルイにかけた土をドラム缶半分の中にいれ少し水分を与え板でフタをする。





<裏技>
水分調節は、オカラくらいの水分に仕上げる。
35%〜40%が良く水分不足では土が焦がれて炭なってしま、逆に多すぎると何時までも蒸気が出きなく時間や薪が沢山いる。






一度、蒸気がこのように上がれば、ドラム缶の中の土を前後上下と天地返しして
2回目の蒸気を待つ。



<裏技>
天地返しをするのは火に近い部分とフタに近い箇所とでは温度差があり消毒が均一にならない。




2日目の天地返しが終わったらフタをかけもう一度蒸気が上がるのを待ちます。




3回目の蒸気が上がったら運搬車に乗せて屋内で保管する。
焼き土の完成です。

消毒効果と欠点



・蒸気消毒のために消毒の効果は大きい。
・雑草が死んでしまう。

・一度に大量の消毒がしにくい。
・野焼きに近いので消防署の許可が得にくい。
・廃材が手に入らないときは薪代で材料費が高くつく。
・夏は高温になり大変重労働です。




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