園芸店で売っている用土を使って上手に混合しましょう。
固層、気層、液層の割合対比は、4:3:3くらいが標準で
植物にあった混合を考てください。

植物の育つ条件
@水分 A温度 B光の量と強弱 C湿度 D愛情

ショップで用土を見てみる
特に保水性に優れた配合例

調整ピートモス    30%   バーミキュライト  8%
鹿沼土         13%   ビーエスライト   8%
ぼら土         20%   焼きもみがら    6%
赤玉土         15%
特に排水性に優れた配合例

調整ピートモス    22%   バーミキュライト  5%
桐生砂         10%   ビーエスライト   8%
ぼら土         20%   焼きもみがら    5%
赤玉土         15%   腐葉土       15%
挿木専用の配合例

調整ピートモス    30%   バーミキュライト  8%
鹿沼土        13%   ビーエスライト   8%
ぼら土(細粒)    20%   焼きもみがら    5%
赤玉土        15%   マグアンプK(肥料)1%
種まきの配合例

調整ピートモス    40%  バーミキュライト(小粒)14%
ぼら土(細粒)    30%   
赤玉土        15%   マグアンプK(肥料)1%

配合のポイント
用土を配合する時は重い物を下に、軽い物を上にのせ水分を10%前後与えて、
混ぜ合わせ使用するとふわっとしたよい配合土が出来ます。

注意!!  
どの配合にも共通して注意してほしいのは、
ある程度の水分を与えて、移植したり・挿木・種まきをしたりします。
すると土が柔らかくなるので、植物のいたみが少なく、植木鉢にも“ふわっ”とはいるのです。

土 の 種 類

赤玉土(アカダマツチ) 火山灰土の下層にある土で排水、保水、通気性がよい。
鹿沼土(カヌマツチ) 酸性が強いが排水、保水性に優れています。<栃木県産>
ピートモス 水ゴケ、シダ類等が堆積してできた土で特に保水性がよい。
外国産は酸性が強いのでPH(水素イオン濃度)の調整が必要です。
バーミキュライト 蛭石を高熱処理したもので保水、通気性がよく非常に軽いので、
軽量材として最適です。
パーライト<ビーエスライト> 真珠岩を高熱圧力処理してふくらませたもので、非常に軽く通気性
がよい。
日向土<ボラ砂> 火山灰が風化してできた多孔質の軽石で排水性がよい。<宮崎県産>
焼もみがら
<木・竹・スミ片>
稲のもみをくん製化させたものや、木炭、竹炭のかけらです。
くん製化していますので、多孔質なので通気性がよく根の張りがよくなります。
またアルカリ性なので気をつけて扱って下さい。
山砂・川砂 自然砂なので排水性が良いのですが、石なので重いです。
腐葉土(ふようど) 広葉樹の落葉を堆積、腐敗させたもので、通気性がよく適当に湿り気もある。

植物の基礎に戻る

名田植物園のTOPに戻る


名田植物園
Copyright (C) 1998→ by nata-syokubutuen. All rights reserved.