剪定(ピンチ)

大きくなりすぎた植物や、植物の形を変えたい時に剪定をします。

・植物によっては、刃物を嫌う植物もありますので、特徴をよく知って行ってください。
・大きくなりすぎた植物の剪定は、時期や選定の寸法に気をつけて行ってください。
・植木などの選定は、一般的に花が着くものは、花が終わって直後から一ヶ月間位が適期とされています。
落葉樹は落葉の期間内がよく、常緑樹は真夏をのぞけばいつでも良いとされています。
・ 最近動物の形や四角・ハート型等にかたどったトピアリーが流行っています。


剪定・さしきの仕方
葉ながら・枯葉摘み

・花が終わったら直ぐに摘んでしまえば、次ぎの花が着きやすかったり、多く咲きつづけたりします。
・ 枯葉は病気の原因になるので、定期的に摘み取りましょう。


薬剤散布・枯葉つみのしかた
植替え(根詰まりした植物)

植え替えて2・3年たつと根が回って根詰まりになります。

・ 植替えのときは、植物の性質に合わせて土の配合をするか、同じような種類の用土で植え替えましょう。
・ 前植えてあった一回り大きい植木鉢に植えるのが基本です。
どうしても同じ植木鉢に植えたい時は、竹べらなどで根を痛めないようにして下さい。
次に用土を取り除き、ばけつにメネデール等を薄めたものにしばらく漬けて、新しい用土で植え替えましょう。
病虫害予防・薬剤散布

・予防策として、竹酢液・木酢液等を水にうすめて、定期的(週に1〜2回)に散布すれば、虫や病気にかかりにくくなります。

・ それでも、増えてどうしようもないときは、農薬を散布します。

農薬散布の注意
・ 農薬は、虫専用か病気専用です。説明書を良く読んで注意を守りましょう。
・ 散布機などは、散布終了後は、水洗いなど手入れを十分にしてください。
・ 真夏の日中や、雨降り・強風のときは、薬剤散布は中止しましょう。
・ 薬剤散布後は、手・顔など露出していたところは、石鹸などで良く洗いうがいなどもしましょう。
・ 体の調子が悪いときは、散布しないでください。
施肥 (詳しくは肥料についてを参考にして下さい)

・ 植物も生育に合わせて、適量与えましょう。
・ 植物の性質に合わせて肥料の種類を選定して、適量与えます。
・肥料の特徴など説明書を良く読んで与えましょう。
採種・繁殖

・ 植物を繁殖させたい時は、植物の特徴・性質を理解して選んでください。
・ 挿木・取り木・株分け繁殖は、適期にします。
・ 種を取りたいときは、親株の手入れ(肥培管理・植替え・生育環境など)を十分にしておこなってください。
・ 採種したときは、日陰に干して乾いたら冷蔵庫など、冷暗所に保管してください。
・ 種蒔きの時期がわからないときは、採って直ぐ蒔き(取蒔き)ましょう。

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