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根きり植替えの仕方(中級者向き)

ここでは、植木鉢の大きさは変えたくなくて、
でも植え返したいときにこの方法を使うことが多いです。
早速、
根切り法で植え替えてみましょう。

この画面に移る前に、必ず、植え替えの仕方の初心者向きを読んでください。
ここに記載している以外の大事なことを書き込んでいきます。

前準備として、普通の植え替えと違うところは、
根を完全に洗うので、植物活性剤などを使って、
ストレスが溜まりにくいようにします。
色々活性剤はいろいろありますが、
私はこれくらい知っていればいいかなと思います。

碧櫓
ビタナール
HB101
メネデール


植物活性剤のつかいかた
ここでは、ビタナールを使って、バケツいっぱいの水に、
少しのビタナールを入れて溶かします。
水1Lに、ビタナール3cc程度入れてください。

使用量を守って使ってください。
次に、植木鉢の中に鉢のまま入れて高さの確認をします。
確認ができたら、根がたくさん回って、
古い植木鉢が抜けないので、プラスティック鉢を切って取り除きます。
鉢底の部分は、丁寧に取り除きます。
次に、下の土をほとんど落とすわけですが、
さえばしを、根元まで差し込んでは落とし、
差し込んでは落としと慎重にしながら
決して指で、根っこをごしごししないで下さい。
注意!!
植物の根は手の油分が大嫌い
です。

その手でごしごしこすれば、
せっかく残りの根が死んでしまっていることにもなりかねません。
全体的に、用土が落ちてきたら、左画面のようにげんこつで、
幹などをたたいて用土を落とします。
人によっては、下の地面に、植物の土の部分をたたきつけて
落とす人もいらっしゃいます。
植物を、先ほど作ったビタナール水に、漬け込みます。

注意!!
ここでは、根焼きに十分水分を吸収させるのと、
少し元気をつけさせることがねらいです。
その水分が吸収する間に、鉢底にネットを敷き、ゴロ石を詰めて、
下用土を入れて調整します。

今回は、根をほとんど取ってしまったので、
約半分くらいまで入れておきます。
約10分くらいビタナール水に浸けこんでいた植物を取り出し、
左手でしっかり支えながら、回りに用土を小山盛りに入れて、
日本指で、鎮圧していきます。
根の間が空気が入っていますので、箸などを使って、
根の間に用土詰めて生きます。

ここでよく失敗をすることが、あまりつつきすぎて、
大事な根をつつき殺してしまうことです。
でも根の隙間に用土は入れてくださいね。
その次に、また日本指で、しっかり鎮圧をしてから、
両手で植木鉢を抱えて、「トントン」とたたいてしっかり用土を
隙間にいれましょう。

上級者になったら、この「トントン」だけでも、
鎮圧がしっかりできるようになります。
それくらいこの作業は大切なものと考えています。
先ほどの植物活性剤の残りの液を、植物と用土にたっぷりかけます。
作業は終わりです。

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