よく分かる園芸作業・花摘み

トップ > 基礎を学ぶ > 花摘みと株の整理

花摘みと株の整理

花をたくさん咲かせるためには、シクラメンなどは、小さな花芽（花の赤ちゃん）に、日光をできるだけ当て新芽に栄養をつけてもらい沢山のお花を咲かせましょう。

	先ず痛んだ花・葉は、球根の付近から取れるように、柄をしっかり持ってネジリながら上に引っ張り抜き取りをします。球根付近から取れれば柄元はJの字（魚釣り針）の様に曲がっています、確認をしてください。はさみで切ったように成っていませんか？
	片方の手で植木鉢をしっかり固定して柄をねじりながらですよ！！。
	腐った葉・花芽も、同じように柄をネジリながら上に引っ張り抜きます。
	このような感じになりました。
	ここでは悪い例決してこんな風に、はさみで切らないで下さい。シクラメンの場合は、球根腐敗病という病気が一番怖いので切ってはいけません。
	柄かから切ることしかできない方は以下の手順です。もしこんな風に切る時には、切って3～5日たつと柄が干からびたように枯れ枯れになります、そのひからびた柄をネジリながら上に引き抜き取って残った柄を取りましょう。まだ「ビチャッ」と腐っていた場合は、ピンセットで球根の付近から丁寧に抜き取ってください。

ここまでは枯れかけた花の手入れでした。
これから沢山の花を付けるために葉の整理（葉組み）の手順の説明です。

	株の中心をあけて、小さな花芽に光が十分当るように心がけてください。親指を見てください。このように株の中心部分の葉を１枚ずつ丁寧に外側に動かし株の真ん中を広げましょう。葉を下ろすときには柄や葉に傷が付かないように優しく丁寧に根気強く作業します。
	先程の作業が終了したらこの画像の株の中心のように（最初の写真とくらべて頂くと分かる）株の真ん中が開くことで直接日光が当り次の花芽（花の赤ちゃん）の成長が早くなり沢山お花を見ることが出来ます。がんばって美しい花を沢山咲かせましょう。

　
園芸作業トップに戻る

〒818-0011
福岡県筑紫野市阿志岐1108-3
TEL.090-8831-0138
FAX.092-928-5053
green.pit87@na-ta.net
→ショップ案内
 アクセス