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有機質ぼかし肥料を作る

有機質肥料原料を発酵菌で低温発酵させる。

有機質原料を発酵菌を入れ50℃〜60℃の低温発酵をさせて乾燥させて休止状態で保存する。
貴重な資料なので今まで培ってきたことを2011年9月現在で書き留めます。


前準備
有機質原料
・油かす30kg
・魚粕10Kg
・蒸製豚骨粉10kg
・ホワイトシリカ10kg
・米ぬか5kg
・片栗粉(寒い時期だけ)100g
・糖蜜(黒砂糖)1kg
・発酵菌(市販品)1kg位
・水(材料の40%)




材料を2〜3品平らに入れては混ぜます。



材料1品を加えては平らにして混ぜます。




最後前に片栗粉や黒糖、水分を与えて2〜3回混ぜます。



最後にホワイトシリカを入れて少しずつ丁寧に混ぜます。







何度も何度も原材料を混ぜます。

<裏技>
原料の臭いに負けないように混ぜましょう。

 


 水分を与えて手で揉み混を何度も行い。
ビニール袋に入れ低温で発酵させます。
60℃以上にならないように袋から出しては混ぜまた、袋に入れるを3回繰り返し完全に発酵させます。


低温発酵と休止の条件



発酵条件

冬に作るときは温度上昇に時間がかかります。
最初の60℃までに7日間くらいかかったときもありますが夏は、わずか半日で高温状態になりますので目がはなせません。

水分量によっては間違った発酵が始まり捨てないといけなくなりますので発酵菌の種類より重要です。
甘酸っぱい臭いがし始めたら成功です。



休止状態

3回目の発酵が終わったら広いところに広げて乾燥させれば発酵が治まり休止状態に入ります。
乾くのに2週間程度日陰に広げて乾かしたら完成です。
ビニール袋に入れて貯蔵し必要なときに出して使いましょう。
手作りのぼかし肥料は良く効いて見事な花が付きます。




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